- 10月
- 2024年11月
前の会社の時にサイボウズOffice(もっと古いバージョンですが)を使っていて、とっても使いにくいというイメージがあって、グループウェアにはあまり興味が無かったのですが、サイボウズLiveがなかなか良いという話を聞いて、ある時期からテストで使ってみています。
サイボウズの他のグループウェア製品との違いは?
サイボウズLiveは社内で利用しているグループウェアと併用して、社外やプライベートでの情報共有を円滑にすることを目的とした「セカンドグループウェア」サービスです。
サイボウズLiveには、サイボウズOfficeシリーズにあるようなワークフロー・報告書などの業務マネジメントに関わる機能はありません。またサイボウズLiveでは、小グループで気軽に使えるよう画面や機能をシンプルにしています。
実際のところこのように、これまでのサイボウズOfficeと違って機能が絞り込まれている分、シンプルで使いやすいのです。サイボウズOfficeの方は長い歴史を経て、顧客の要望をどんどんと盛り込んでいった結果、ずっと使い続けているユーザーにとっては良くても、新規のユーザーにはあまりにも複雑すぎて使い続けられないというジレンマがあったのだと思います。
サイボウズLiveでは、無料ながらも必要最低限の機能を備えており、特にイベント、掲示板、ToDoという情報共有では欠かせない3つの大きな機能にフォーカスしています。iPhoneアプリも今日ちょうどアップデートがリリースされてiPhone 5サイズに最適化されただけでなく、最近のアプリの流行に則って違和感のない使い勝手を提供してくれるようになりましたので、オフィスではMac OS X上のSafariから、モバイルではiPhoneアプリを使用して、いつでもどこでも情報共有、閲覧することができます。
現在、会社全体の告知やディスカッションなどにも使っていますし、開発チームで外部のデザインチームとも連携するのにも使用しています。これまではメーリングリストなどを利用していましたが、過去に遡らなければうまく情報が辿れなかったり、一度横道に逸れてしまったスレッドなどでも観点に見つけることができるのは掲示板の良いところです。
個人的に特に気に入っているのが「いいね!」という機能です。これは本来はFacebookの「いいね!」から来ているのだと思いますが、当社の社内ルールではこれは「良いと思ったから押す」ものではなく、「既読のマーク」としています。つまり、読んだら押すわけですね。これまでのメールや掲示板のやり取りの場合、誰が読んだのかはっきりしていませんでした。表示させるだけで既読となる仕組みもあるのでしょうが、自分がしっかりと読みましたよと宣言することで、その投稿がしっかりと全員に読まれたかどうかというのを確認することができるようになったのです。
有料版が出る出る詐欺状態のサイボウズLiveですが、個人的には早く有料にしていただいて容量の追加や、何かあったときのサポートオプションやバックアップサービスなどを提供していただきたいと思います。現在は無料という免罪符があるので、何かあったときの対応が最大の懸念です。
他にもいろいろグループウェアはあるのでしょうが、今のところ、使いやすくて重宝しています。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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